1947-09-27 第1回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第7号
その私見の要領をプリントにしまして今日まで持つておるのでありますが、これもまた外部に頒布するというようなことにつきましては、私の先に申しましたような本委員會の委員長としての立場の上から、實は極めて消極的な態度を持しておつたわけでありますが、たまたま先般來、鈴木委員その他の御報告がありましたように關係筋の意向等によりまして、衆議院の委員會でも特別市制案を審議はせられたのでありますけれども、大體において
その私見の要領をプリントにしまして今日まで持つておるのでありますが、これもまた外部に頒布するというようなことにつきましては、私の先に申しましたような本委員會の委員長としての立場の上から、實は極めて消極的な態度を持しておつたわけでありますが、たまたま先般來、鈴木委員その他の御報告がありましたように關係筋の意向等によりまして、衆議院の委員會でも特別市制案を審議はせられたのでありますけれども、大體において
この市制特例は明治三十一年六月法律第十九號をもつて廢止とせられたのでありますが、この間すでに明治二十六年第五帝國議會におきまして、渡邊清氏ほか三名より提出せられた府制法案を初め、以後ほとんど毎議會に特別市制案または都制案の提出を見たのでありますが、その當初はほとんど東京市を對象とするものでありました。
そのほか水産廳案と特別市制案が出て、水産廳案は一應再審査するような形になつており、特別市制の問題も今関係筋と相談のようですが、実際からいけば機能が発揮されないで、政府からくる法案をわれわれが持つておるというような議院の姿のように思われる。これは議会の本然の姿ではないと思う。
伴う自治權擴充の方向と併わして強く主張せられ、昭和四年第五十六囘、昭和六年第五十九囘、昭和八年第六十四囘、昭和九年第六十五囘各議會に、特別市實施に關する法律案として提出せられたのでありますが、いづれも衆議院は通過せるも、貴族院の阻止にあつて實現をみず、昭和十二年には當時の廣田内閣は、五相會議を開いて五大都市特別市制問題を協議し、同年第一次近衞内閣は、地方制度調査會を設置し問題の解決に乘出し、東京特別市制案
去る七月九日に小委員會が開かれまして、その際に小委員會の方が御出席くださいまして、政府より林地方局長が出席をいたしまして、極く大體について特別市制案の状况を説明をいたしたのでございますが、これによりますると、この問題は三十年來論議をせられ、特に昨年來これが研究が盛んとなりまして、その施行を促進せられ、その實現につき内務大臣よりは既に聲明もあり、議會においても附帶決議もあり、地方制度調査會においても、